日本語版全訳 つっこみとバージョン管理ページ
https://scrapbox.io/files/6673284522ca61001c237f1d.png
2024/06/19hiroo yamagata.icon
一通り全訳あがりました。上で指摘いただきましたpro-socialのころと open-souce rainmaking は放置ですが、あとはこれまでの指摘は一通り反映させました。
(できたmarkdownファイルをまとめて圧縮しようとしたら、ファイル名に⿻が入っているから圧縮できないと言われた……)
markdownのソースファイルと日本語化した図版は以下にあります。
markdownの翻訳ファイルは plurality-japanese/contents/japanese にあります。
図はplurality-japanese/figs にあります。日本語版はすべて *_jp.jpg (or png) です。Excelとパワポのファイルは、それぞれの作り直した図やグラフの元です。
題名がいま「多元宇宙」になっているのは、このインチキ仮表紙を作るのに、中国語版の画像を使ったからにすぎません。日本語だと、この路線でいくなら「多元世界」のほうがまだいいのではないかと思います。どうでしょう?
2024/06/22hiroo yamagata.icon
pdfのほうにすでにコメントやミスの指摘をいただき、ありがとうございます。ソースファイルには随時反映させて、次の更新でお目にかけられるかと。
契約上は、書籍版の元ファイルとして渡されたものを全訳するという話なのでしたが、その後見たところ、もらったファイルにはない次の節が追加されていました。
読みたいだろうし、「抜けてる!」とか責められるものいやなので (そういうの、必ず訳者が責められるんです)、追加しておきます。2日ほどで終わると思うので、そのときにいただいたご指摘の反映とあわせて新バージョンを公開するようにします。書籍に入れるべきかどうかは相談です。 その他、もし英語/中国語版で顕著な加筆/改訂が見られる部分があったらご指摘いただければ幸いです。
2024/06/23hiroo yamagata.icon
2日かかると思ったら、結構簡単だったのですぐ終わってしまいました。
節がまるごと追加されているのでマイナーバージョンを上げました。
アップロード中にもほぼリアルタイムで直してくれている方がおりました。間に合わなかった分は次回に反映させますので。
OSS as a conscious movement emerged in the 1970s, in reaction to the commercial and secretive direction of the software industry. Richard Stallman, in order to counter this trend, set out to develop a completele free (in terms of use, not price) environment, as well as a clever hack on copyright called “GNU General Public License” that ensured continued collaboration. There were other similar efforts, that were later jointly branded as OSS. It's most notable successes include Linux, led by Linus Torvalds, but there are numerous others. OSS is truly a showcase of the power of ⿻ where diverse people can join forces to achieve whatever they can/want, and achieve great success. Much of the Internet's infrastructure continues to rely heavily on various OSS.
ちょい元の文より長くなりましたが、このくらいスペースあげても罰はあたらないと思います。訳すとこんな感じ。
意識的な運動としてのOSS は1970 年代に出現したもので、ソフトウェア業界の商業的かつ秘密主義的な方向性への反発として登場しました。リチャード・ストールマンは、完全にフリー (使用の話で価格ではない) な環境と、継続的なコラボレーションを保証する「GNU 一般公衆利用許諾」と呼ばれる著作権の巧妙なハックを開発しました。他にも類似の取り組みがあり、後にまとめてOSSと呼ばれるようになりました。最も有名な成功例は、リーナス・トーバルズが率いる Linux ですが、他にも多数あります。OSS はまさに、多様な人々が力を合わせて、できることややりたいことを達成し、大きな成功を収めることができる、⿻ の力の見本ともいうべき活動です。インターネットのインフラの多くは、いまもさまざまな OSS に大きく依存し続けています。 (←この最後の一文は、次の段落でGithub の話もするしいらないかも)
ちなみに、現在の文はこうなっています。
OSS は、1970 年代に出現したソフトウェア業界の秘密主義と商業主義への反動として登場しました。ARPANET 初期の自由でオープンな開発アプローチは、公的資金の撤回後も、世界中のボランティアの労働力のおかげで維持されました。リチャード・ストールマン は、AT&T が開発した Unix OS の閉鎖性に反対し、「フリーソフトウェア運動」を主導し、ユーザーがソース コードを実行、研究、共有、変更できる「GNU 一般公衆利用許諾書」を推進しました。これは最終的に OSS としてブランド変更され、Unix を リーナス・トーバルズ が率いるオープンソースの代替品Linux に置き換えることを目標とするようになりました。
ちょっとドタバタしてキャッチアップできてなかったですが、本家GitHubに僕が代理でissueを立てる感じでやっていったらいいですよね?nishio.icon
今日中(2024/6/24 JST)くらいでやる予定
つくりました、補足したいことがあればコメントしてください
Glenにもmention送っときます